Honda LPGA Thailand 2018

試合は最終日。まだプレーは続いていますがトップのジェシカコルダは22アンダーで2位と５打差ですから、もう波乱はないでしょう。今回琴音は体調不良でリタイア。初日伸ばした美寿々も大たたきして現在-1は４４位タイ。ハヌルがまあまあかなと言っても-5ですから上位に届かない。日本勢は裏街道。タイまで行って自信をつけて開幕戦に臨みたいという気持ちは分かりますが・・・課題を抱えてのスタートか？それとも最初から頭を叩かれたか？取りあえず沖縄に気持ちをつなげるか？ ととと、最終スコアを見たら彩子がtoday -6、美寿々が-4と最後に頑張ったそうだ。「自分はこれだけやれるんだから」と言い聞かせる材料が出来たということだ。

何やら沢山書いてありますがね、要はファンとしては好きな選手が勝てば嬉しいということです。勝てなくても頑張っている姿が心地よい。私個人としてはデブが優勝しても何ら感動が無い。女子プロゴルフを興行として解釈すれば当然かもね。それにしても、今回イボミとハヌルが出場とのこと。私は日本のファンを大事にする彼女たちが嫌いではないです。しかし、昨今の日韓不協和音について、2国の文化の懸け橋ともいえる彼女たちなら何らかの想いを表に出しても良いのでは・・と思いますが如何？　彼女たちの沈黙は悪く言えば”したたかさ”なのか、よく言えば”とまどい”でしょうか？　そういう微妙な関係とは係りなく韓国選手を応援してコースでがなりたてる日本のおっさん達には眉を顰める思いですが。取りあえず沖縄初戦の前哨戦として、彼女たちがどう戦うか

ISPS Handa Women's Australian Open

決勝では終始自分のゴルフでリードしたコジンヨンが-14と2位に3打差で優勝。この選手は去年ハナバンクチャンピオンシップで優勝してLPGAに参画したようですね。これからも実力を発揮しそうだ。奈紗は伸ばせずそのままずるずると-4の16位タイで終戦。敏京も冴えず。さくらは71位でしたから、どうにもならんですな。次はタイ。

予選終了で奈紗がいいゴルフをして首位と5打差の5位。敏京は8位タイ。アマチュアの吉田と山口が予選突破して頑張っている。さくらはそのアマにも負けながらやっとでの通過。駄目だったのは彩子と綾香。上原はもう年だから仕方ないが、渡辺は日本LPGAからも期待をされている飛ばし屋だから、何とかしないとね。真っすぐ飛ばせなければ飛ばしても意味がないのだ。

さて、次はオーストラリア南部のアデレードが舞台だ。向こうは季節が逆だからいいゴルフができるだろう。日本に近いせいもあってか彩子や敏京のほかにさくらと綾香も出るそうだが、それぞれに目標や思いがあるに違いない。さくらは自分のゴルフの立て直しが急務だろうし、綾香は飛距離よりもショートゲームの確立が望まれるところ。奈紗も出るそうだが前回の鬱憤が晴らせるか？日本から開幕前の選手たちも様子が気になる大会だ。