ラインが見えた！勘違いがスコアメークに

 

大体パッティングはアマチュアは苦手ですよね。私なんぞ、「入る気がしない」と思ったら50㎝のパットも入らない。それに比べて「今日はラインが見えたよ！」って、グリーン上でいいパットが出来た日は誰でもうれしい。本当に、パットが上達したと思いますね。

パットをする際は自分のボールの転がりをイメージしてその通りにパットしようとする。しかし、よく思い出してみると実際にはいろんなラインが見えていたわけで、結果的に”良さそうな”ラインに向かって腕を振るのです。それがラッキーで入ってしまうとパットをする前からそのラインだけが見えていたと勘違いするのではないでしょうか。

人間の記憶はいい加減で、時間やつながりなど曖昧だと思いますね。だから、１０ｍのロングパットが入ったら、あたかも最初からそのラインが分かっていたように感じる。それは勘違いです。でも、そこからが味噌。勘違いを本当だと思い込んで次のグリーンに向かうと今度は自信を持って転がりのイメージを作り自信を持ってパットをする。そこでまた入るとさらに自信は強くなる。「入るような気がする」のです。

勘違いから思い込みへとそして究極はゾーンに入る。そして、そういうときにプロでも最高の結果が残せるのではないでしょうかね。